生物はさまざまな方法で子孫を増やしている。
俺ひとりで子孫を増やすにはどうすればいいか??
この世界では、オスである俺しかいない。となれば、無性生殖をする生物を参考にすればよいであろう。
無性生殖とは、性を介さずに繁殖をする方法である。
二つに分裂したり、一部が分かれて子孫を増やしたり するのである。
俺ひとりで子孫を増やすにはどうすればいいか??
この世界では、オスである俺しかいない。となれば、無性生殖をする生物を参考にすればよいであろう。
無性生殖とは、性を介さずに繁殖をする方法である。
二つに分裂したり、一部が分かれて子孫を増やしたり するのである。
■無性生殖の種類
無性生殖といってもたくさん種類がある。
①分裂
体がふたつ以上に分かれて、俺を増やしていくやり方。ミドリムシ、アメーバやイソギンチャクなどがこの方法で仲間を増やしている。
もし、俺がこの性質を獲得すれば、いたるところで頭が割れていく俺を見れるだろう。 たぶん初めて見る人は絶叫するんじゃないかな・・・
「救急車!救急車!もしもし、あたまが二つに割れている人がいるの!!」
あたりはこんな感じでパニックになるだろう。でも安心してほしい。ただ、子孫を増やそうとしているだけだから。
②出芽
親となる固体から、ニョキニョキと子が生えてくる。ヒドラやサンゴが行う。
ん~、いや邪魔だろ・・・。
体から出てくる新しい俺をかばいながら生活しなければならない。
もしかしたら母性が芽生えてお腹から出てくる(いや、生えている)新しい俺を愛でているかもしれない。名前とか付けて、「まだ頭しか生えていないときにいっぱいコミュニケーションをとってあげるのがいいの」とか言っている姿を想像してみてほしい・・・
うん、ホラーだ。
③胞子生殖
胞子をとばして、子孫を増やす方法。キノコやコンブなどが行う。
まぁ、胞子生殖は有性生殖の性質を持つ場合と無性生殖の性質を持つ場合があるのだが、今回は無性生殖の性質だけを見よう。
もし、俺がこの性質を獲得すれば、胞子をまき散らしている俺を見ることができるであろう。まきちらされた胞子は、やがて大きくなり、俺となる・・・はず。
④栄養生殖
植物の根や茎などから新しい個体が作られる方法。じゃがいもなどで行われる。
俺、根や茎がない・・・ん~さすがに、俺に根や茎を付け足すにはいかないか・・・。
動けなくなるし。
■無性生殖のメリット・デメリット
なんといっても無性生殖は、「俺ひとりで子孫を増やせる。」というのがメリットだ。
無性生殖の場合、子は親の遺伝子をすべて受け継ぐ。つまり、子は親のクローンになる。
だが、これには大きなデメリットもある。
それは、環境の変化に対応できないという点だ。
たとえば、地球が氷河期に入ったとしよう。
ガリガリな俺は、間違いなく即死してしまう。
人は有性生殖で子孫を増やす。この場合、遺伝子は父親と母親両方から受け継ぐ。
なので、俺はポッチャリした女の人を嫁にすれば、母親からポッチャリ遺伝子をもらって子どもはポッチャリという可能性がある。
ポッチャリ遺伝子をもらった子供が生まれれば、脂肪を多く持つので、寒い氷河期を乗り越えることは不可能ではない。
しかし、無性生殖の場合、そういうわけにはいかない。
なんたってすべて俺だ。俺のクローンがそこらかしこで戯れているのである。
寒さに弱い俺は、子孫を増やすために自分と全く同じ性質(寒さに弱いという性質)を持つ俺を量産する。
寒さに強い俺を作ろうとしても、すべて俺のクローンなので、寒さに強い俺は作れない。
結果は即全滅となってしまう。
■まとめ
無性生殖は比較的単純な生物に多い子孫の増やし方だ。
なので、全人類が俺になった場合単純なので増やすには増やしやすい。
だが、あくまでも全人類俺になったとしても長年繁栄させなければならない。環境の変化に弱いとなると致命的である。そうなってくると安易にこのやり方を採決するわけにはいかない。
ほかのやり方も考えてからでもいいのではないだろうか・・・。
無性生殖といってもたくさん種類がある。
①分裂
体がふたつ以上に分かれて、俺を増やしていくやり方。ミドリムシ、アメーバやイソギンチャクなどがこの方法で仲間を増やしている。
もし、俺がこの性質を獲得すれば、いたるところで頭が割れていく俺を見れるだろう。 たぶん初めて見る人は絶叫するんじゃないかな・・・
「救急車!救急車!もしもし、あたまが二つに割れている人がいるの!!」
あたりはこんな感じでパニックになるだろう。でも安心してほしい。ただ、子孫を増やそうとしているだけだから。
②出芽
親となる固体から、ニョキニョキと子が生えてくる。ヒドラやサンゴが行う。
ん~、いや邪魔だろ・・・。
体から出てくる新しい俺をかばいながら生活しなければならない。
もしかしたら母性が芽生えてお腹から出てくる(いや、生えている)新しい俺を愛でているかもしれない。名前とか付けて、「まだ頭しか生えていないときにいっぱいコミュニケーションをとってあげるのがいいの」とか言っている姿を想像してみてほしい・・・
うん、ホラーだ。
③胞子生殖
胞子をとばして、子孫を増やす方法。キノコやコンブなどが行う。
まぁ、胞子生殖は有性生殖の性質を持つ場合と無性生殖の性質を持つ場合があるのだが、今回は無性生殖の性質だけを見よう。
もし、俺がこの性質を獲得すれば、胞子をまき散らしている俺を見ることができるであろう。まきちらされた胞子は、やがて大きくなり、俺となる・・・はず。
④栄養生殖
植物の根や茎などから新しい個体が作られる方法。じゃがいもなどで行われる。
俺、根や茎がない・・・ん~さすがに、俺に根や茎を付け足すにはいかないか・・・。
動けなくなるし。
■無性生殖のメリット・デメリット
なんといっても無性生殖は、「俺ひとりで子孫を増やせる。」というのがメリットだ。
無性生殖の場合、子は親の遺伝子をすべて受け継ぐ。つまり、子は親のクローンになる。
だが、これには大きなデメリットもある。
それは、環境の変化に対応できないという点だ。
たとえば、地球が氷河期に入ったとしよう。
ガリガリな俺は、間違いなく即死してしまう。
人は有性生殖で子孫を増やす。この場合、遺伝子は父親と母親両方から受け継ぐ。
なので、俺はポッチャリした女の人を嫁にすれば、母親からポッチャリ遺伝子をもらって子どもはポッチャリという可能性がある。
ポッチャリ遺伝子をもらった子供が生まれれば、脂肪を多く持つので、寒い氷河期を乗り越えることは不可能ではない。
しかし、無性生殖の場合、そういうわけにはいかない。
なんたってすべて俺だ。俺のクローンがそこらかしこで戯れているのである。
寒さに弱い俺は、子孫を増やすために自分と全く同じ性質(寒さに弱いという性質)を持つ俺を量産する。
寒さに強い俺を作ろうとしても、すべて俺のクローンなので、寒さに強い俺は作れない。
結果は即全滅となってしまう。
■まとめ
無性生殖は比較的単純な生物に多い子孫の増やし方だ。
なので、全人類が俺になった場合単純なので増やすには増やしやすい。
だが、あくまでも全人類俺になったとしても長年繁栄させなければならない。環境の変化に弱いとなると致命的である。そうなってくると安易にこのやり方を採決するわけにはいかない。
ほかのやり方も考えてからでもいいのではないだろうか・・・。
コメント